中国・韓国特許出願における委任状提出のタイミングについて ~韓国編~

中国・韓国へ特許出願した際の委任状提出のタイミングについて、各国の現地代理人より情報を得ました。

今回は韓国編です。

◎パリ優先権主張を伴う出願・PCT出願の国内段階への移行

出願時/国内移行時に提出

→このタイミングで提出しなかった場合、補正指令(追完の指令)がかかる。

補正指令(追完の指令)について

・応答期限…パリ優先権主張を伴う出願の場合→1ヶ月
 PCT出願の国内段階への移行の場合→2ヶ月

・追完にかかる庁費用…USD4
(代理人手数料も発生することが多いと思われます。韓国代理人にご確認ください。)

・応答期限は延長可能

・延長にかかる代理人手数料…第1回目延長時→約USD100(一例)
              第2回目延長時以降→約USD50(一例)

・延長にかかる庁費用…第1回目延長時→約USD19
           第2回目延長時→約USD29
           第3回目延長時→約USD58
           第4回目延長時→約USD115
           第5回目延長時以降→約USD231

※為替相場によって変動する可能性があります。

中国と韓国とでは、ずいぶん違うんですね。

ご参考まで。