中国・韓国特許出願における委任状提出のタイミングについて ~中国編~

中国・韓国へ特許出願した際の委任状提出のタイミングについて、各国の現地代理人より情報を得ました。

まずは中国から。

◎パリ優先権主張を伴う出願・PCT出願の国内段階への移行 共に

出願日/国内移行日から3ヶ月以内に提出
→このタイミングで提出しなかった場合、補正指令(追完の指令)がかかる。

補正指令(追完の指令)について                          

・応答期限…2ヶ月

・追完には庁費用は発生しない
(代理人手数料も発生しないことが多いと思われますが、念のため中国代理人にご確認ください)

・1ヶ月または2ヶ月の延長可能(1回のみ)

・延長にかかる代理人手数料…USD90(一例)

・延長にかかる庁費用…1ヶ月延長でCNY300(約USD43)、
           2ヶ月延長でCNY600(約USD87)

※為替相場によって変動する可能性があります。

次回は韓国についてお伝えします。