和牛の受精卵などの不正輸出が後をたちません。
日本の和牛は、黒毛和種、褐毛(あかげ)和種、無角和種、日本短角種の4品種とその交雑種のみを指し、
さらに、全国和牛登録協会が認定するもので、両親とも和牛認定を受けていなければならないのだそうだそうです。
このように、厳格に管理されている和牛は、長年品種改良を積み重ねてきた努力の結果、現在のような地位を獲得し、その資源は極めて貴重なものです。
こういった背景のもと、各方面からこのような資源の保護が求められていました。
そして政府は、家畜の遺伝資源を知的財産として保護するため、新法案を提出するそうです。
このようなところにも知的財産権の制度が役に立っています。
参考
https://www.sankei.com/smp/column/news/200212/clm2002120002-s1.html