商標の国際登録制度の利用について

ウェブの情報によると、WIPOが2020年の国際商標制度(マドプロ)の利用状況を発表したそうです。

 

この発表によると、国際登録件数のトップ50にランクイン日本企業は資生堂様と任天堂様のみとのこと。

 

国別で見ても、日本を拠点とする出願人による国際登録の件数は、7番目の多さだそうです。GDPの規模から考えると、低いような気がします。ちなみに1位はアメリカ、2位は中国です。
この結果を見ると、日本ではマドプロを積極的に利用している、とはいえなさそうです。

 

理由はいろいろあると思います。しかし、マドプロには様々な利点があります。例えば国際事務局で更新の手続きをすれば各国で更新手続きをする必要がありません。これは商標の更新管理上、大きなメリットだと考えます。

 

海外での商標登録を検討されている皆様におかれましては、一度マドプロを利用しての商標の登録を検討してみてはいかがでしょうか?

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