知的財産推進計画2021の進捗

ネットの情報によると、知的財産戦略本部が昨年7月に決定した知的財産推進計画2021に関する進捗が発表されているそうです。

同計画においては、ポストコロナのデジタル化・グリーン化競争を勝ち抜くには、知財・無形資産の活用がカギになるところ、更なる知財・無形資産投資の活性化が必要とのことです。

現時点における主要な課題は次の5つとのこと。
1.知財・無形資産の投資活動の活性化
2.国際標準の戦略的な活用
3.データ利活用の推進
4.デジタル時代に適合したコンテンツの利活用促進
5.スタートアップをめぐる知財エコシステムの強化

個人的には、4のコンテンツの利活用促進の点が気になりました。
昨年12月の文化審議会の「中間まとめ」では、著作物の一元的な窓口組織や分野横断データベースを設け、新しい権利処理の仕組みを実現する方針を打ち出したようです。すでに来年の国会に著作権改正法案を提出する予定もあるそうです。

ただ、具体的にどのような制度になるのか、まだ見えないところが多そうです。
最終的にどのような制度になるのか、今後の動きに注目したいと思います。

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