GODIVEです。
さて今回の投稿ですが、特許庁掲載の知的財産活用事例です。
参考URL:「知的財産権活用事例」(特許庁ホームページ)
https://www.jpo.go.jp/support/example/index.html 最終閲覧日:2026年1月15日
このURLの中で挙がっている「知財活用事例集~中小企業の舞台裏14事例~」が、実際の組織内での取り組み手法が例示で挙げられております。
参考URL: https://www.jpo.go.jp/support/example/kigyou_jireii2024.html 最終閲覧日:2026年1月15日
創出の仕組み ……………………………………………P8
見える化・社内共有/理解 …………………………… P10
市場/他社分析 ……………………………………… P12
考案・開発・改良 …………………………………… P14
情報管理 ……………………………………………… P16
権利化 ………………………………………………… P18
侵害対策 ……………………………………………… P20
リスク対策(クリアランス) ……………………… P22
対外PR ……………………………………………… P24
ブランディング・価格設定 ………………………… P26
ルールメイキング・標準化 ………………………… P28
ライセンス …………………………………………… P30
アライアンス ………………………………………… P32
海外展開 ………………………………………………P34
特に印象的でしたが、対外PRのところです。
舞台裏1:技術的な価値の見える化
■ 特許で実現した課題解決策の特徴や過程(痛みの緩和に効くメカニズム)を、「刺さない鍼」、「目指したのはお母さんの手のやさしさ」、「幼い頃、痛いところをさすってもらって、痛みが和らいだ経験はありませんか?」と表現しています。価値を分かりやすく言語化し、感情にも訴えるような表現を考えました。
■ 薬剤師やMRの資格を保有する営業担当者は、専門性を活かして顧客の課題や気持ちを深く洞察し、その洞察をHP・説明資料等に反映すべく、コンテンツ制作にも携わっています。
■ プロモーションツールを準備した上で、購入者である鍼灸院等の先生に対して、「施術後に貼ると来院者はその後も楽になる」として、導入の提案・営業をしています。
■ 類似品として、薬局等の一般小売市場で痛みに効く磁気シール等が販売されており、価格競争に巻き込まれてしまうため、同販路は利用せず、個々の鍼灸院や接骨院への営業を中心に行っていく予定です。
舞台裏2:知的財産権があるからこそできるPR活動
■ 鍼灸院や接骨院の先生に購入判断をしてもらうためにも、また、医療機器としての承認を得るためにも、社外パートナーである大学教授と連携し「科学的なエビデンス」を得て、その情報をPRすることも重視しています。
■ その前段階として、大学教授に共同研究や共同開発を打診する際、特許権があることで先方の安心材料となり、連携合意に至る確率が高まります。
■ なお、ビジネス展開も見据えて、共同研究した治療法の名称を商標として共同出願することもあり、当社製品を用いた治療法がライセンス展開されていく動き(≒外部リソースによるPR活動の展開)に繋がるものと捉えています。
■ 販売活動を展開する上で、個人間取引のプラットフォームで当社製品が安く転売されてしまうことに悩んでいます。
商標権を取得、商標違反で非正規品の流通を取り締まってくれるプラットフォームについては、非正規品を排除する措置をとっています。
■ 当社製品はプロスポーツ(野球、サッカー、相撲、ゴルフ、自転車等)の選手やトレーナーに利用されています。
プロチームとのスポンサー契約は金銭的にも難しいので、共同研究のような形で症例検討を取組めないかという所を今後考えています
出典:「知財活用事例集」見開き PDF:5,432KB (特許庁ホームページ)
https://www.jpo.go.jp/support/example/document/kigyou_jireii2024/all_double.pdf 最終閲覧日:2026年1月15日
紹介は以上です。
