デジタルアクセスサービス(DAS)について

投稿日:

今回は、デジタルアクセスサービス(以下、DASという)についての話です。

 

DASとは、優先権主張を伴う特許出願もしくは実用新案登録出願をした際に、優先権書類の書面での提出を省略できる制度のことです。

手数料もかかりませんし、大変便利です!

DASを利用する際に必要となるのが、『アクセスコード』と呼ばれるものです。

 

★外内

  • 第一国となる外国出願の優先権を主張して、日本国特許庁に出願をする場合(パリルート)

基礎出願を行った外国特許庁/機関から優先権書類の電子データを取得するよう、日本国特許庁に対して請求することができます。これにより、日本国特許庁に対する優先権書類の書面での提出が省略できます。そのためには、外国特許庁/機関からアクセスコードを事前に入手した上で、日本国特許庁に手続を行う必要があります。

詳細は以下の特許庁のサイトを参照してください↓

http://www.jpo.go.jp/tetuzuki/t_tokkyo/shutsugan/yuusennkenn_das_tetsuduki.htm#daini

 

★内外

  • 日本国特許庁への出願の優先権を主張して、外国出願をする場合(パリルート)
  • 日本国特許庁への出願の優先権を主張して、PCT出願をする場合

 

アクセスコードは、以下のいずれかの方法で入手できます。

 

  • 基礎となる日本出願をオンラインで行う(自動的にアクセスコードが付与され、受領書に記載されます)
  • 「アクセスコード付与請求書」を提出する(書面による出願の場合には、受領書にアクセスコードが記載されませんので、この方法で入手する必要があります)

 

② 日本国特許庁への出願の優先権を主張して、外国出願をする場合(パリルート)、上記の方法で入手したアクセスコードを現地代理人に伝えれば、現地代理人が、日本国特許庁から優先権書類の電子データを取得するよう、現地特許庁へ手続してくれます。(台湾に関しては、DASではなく台湾独自のシステムを利用していますが、アクセスコードは同じものを使用します)

DASに参加している庁/機関(参加予定庁/機関)については、以下の特許庁のサイトを参照してください↓

https://www.jpo.go.jp/tetuzuki/t_tokkyo/shutsugan/das_sanka.htm

 

③ 日本国特許庁への出願の優先権を主張して、PCT出願をする場合も、上記の方法で入手したアクセスコードを国際出願の願書に記載すればOKです。

詳細は以下の特許庁のサイトを参照してください↓

http://www.jpo.go.jp/tetuzuki/t_tokkyo/kokusai/das_new_teishutsuhouhou.htm

 

なお、DASの対象になっているのは特許及び実用新案のみで、意匠と商標は対象外ですので、ご注意を…。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です