本年4月1日から、建築物や内装のデザインが、意匠法の保護対象となりました。
そしてウェブの情報によると、カルチュア・コンビニエンス・クラブが運営する蔦屋書店さんの「書店の内装」が、内装の意匠登録第一号として、登録されたそうです(意匠登録1671152)。
同社は同様の施設の内装の立体的形状について商標登録出願も行っています。審査の結果はまだ出ておりません。
仮に今回商標登録が叶わなかったとしても、
意匠登録を得ることで権利者は登録にかかる意匠の実施を独占することができます。
そして、実際に実施を継続すれば、その意匠に業務上の信用が化体するかもしれません。
そうなると、商標登録できる可能性が高くなります。
もし商標登録ができれば、その登録にかかる施設の内装の保護がさらに強化されることになりますね。