特許明細書において、塩基配列及びアミノ酸配列の作成に関するWIPO標準ST.26への移行

こんにちは、GODIVEです。今回は標記UP致します。

 

先月7月1日から、特許出願において、配列表の作成の仕方が変わっております。

このST26で変わることは主に以下とのことです(弁理士会研修資料なども引用)

・配列表は、特定のアプリ:WIPO Sequenceで作成(st25はPatentIn)
・作成されるファイル:xmlファイル(st25はtxtファイル)
・st25はtxtファイルであったため、簡単に編集することができたが、st26はxmlファイルであるため編集の慣れが必要
・ 多くの項目で英語以外の言語(e.g. 日本語)を併記することもできる
 →英語も含め、どの言語で記載したか明記する必要がある
・ RNA残基の「u」は「t」で表記される
・配列表作成する担当者はWIPO Sequenceを使えるようにならないといけない。
 配列表の中身、アミノ酸配列を解読理解できるようにすることも必要WIPO Sequence(アプリ)ですが、以下URLからダウンロードして使用、となります。
https://www.wipo.int/standards/ja/sequence/index.html

バグが頻繁に修正されているとのことで、必ず最新版を使用、とのことです。

バグがあるということですので、配列表の誤記等も生じえてしまうかもしれないので、
あとで補正(誤記修正など)ができるように、取得等したい配列については、配列表だけでなく、
明細書等の図表でも記載しておく(補正の根拠を入れておく)というのが無難かと存じます。

次回(8月下旬予定)は別の話をしようと考えております。引き続き宜しくお願い致します。
参考:jpo.go.jp
塩基配列及びアミノ酸配列の作成に関するWIPO標準ST.26への移行について

 

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