今回は、無料で使用できる外国特許DBについてです。 <米国>
・先月7月末にてPublic PAIR(公開特許出願情報検索ツール)が終了し、今月8月1日以降は、Patent Centerで検索等となります。Patent CenterのURL
https://patentcenter.uspto.gov/
USPTO 2022年6月29日プレスリリース
Modern, user-friendly Patent Center to fully replace legacy Public PAIR system this summer
Patent Centerは、一部無料でEmail登録が必要のようですが、特許文献のダウンロードなどPairと同様に検索が可能であります。
<欧州>
・欧州特許庁DB
https://worldwide.espacenet.com/advancedSearch?locale=en_EP
パテントファミリーの有無など確認も可能です。
<PCT>
・WIPOの検索サーチ
https://patentscope2.wipo.int/search/ja/search.jsf
公報のURLも入手可能です。
<中国>
・INPITで紹介されております。ただし、中国のサイトのため、日本のネット環境からだとつながらないこともあるため、有料のデータベース(JP- netなど)を用いることが得策と考えます。
https://www.globalipdb.inpit.go.jp/etc/21275/
<その他、Googlepatent>
https://patents.google.com/
日々検索機能がアップデートされているです。
例えば、米国特許の生死状況や存続期間、パテントファミリーの生死を見るのも可能であるため、まず大まかに調査するのには使いやすい検索ツールと考えます。
公報URLも入手可能です。