中小企業のための戦略的特許管理、発明学会、日刊工業新聞社(昭和55年5月30日)

現時点だと絶版になっているようで、私の実家の書庫を整理(今年10月末)した際に発見して読んでいる本です。

いまはテレワークしているデスクにおいております。

企業内弁理士として私の父が活動していた頃(現在の私の年齢、某中小企業(当時))に共著で執筆された本です。
キーフレーズとして、以下で、これは今も権利活用に明るい会社は実行していることであります。
私も所属会社で行っていること(全ては行えていないですが)。

①自社ではごく当たり前と思われる低レベルの技術でも、他社が権利化すれば訴訟事件にも発展。
②真の知財管理は、単に知財部門の強化にあるのではなく、技術者含めた一人一人の社員が常日頃持つ特許意識に基づくことを念頭に置き、諸々の施策の実行。
③企業知財は、弁理士の下請けではない。企業知財で一番必要なのは、社員に、発明は誰でもできるという考えを普及し、提案活動に力を注ぎ、発明発掘をすることを第一目標。技術力=特許。

改めてベースだと思い、温故知新、という言葉も感じながら。

参考:https://books.rakuten.co.jp/rb/60297/

 

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