日本テレビ系列ドラマ「それってパクリじゃないですか?」より (2)

こんにちは、GODIVEです。投稿遅くなり失礼致します。

今回は、それってパクリじゃないですか?(日テレ系、水曜夜10時ドラマ)のネタから紹介致します。

テーマ:ノウハウ秘匿の保護事例 次週のドラマで挙げられますが、月夜野ドリンクの新製品「カメレオンティー」の肝となる技術は、営業秘密として保護するために、あえて特許を取らないという戦略に出ているというストーリーです。
参考:ストーリー第9話|それってパクリじゃないですか?|日本テレビ (NTV.CO.JP) 

 

ノウハウ保護事例で、良く知られているのはコカ・コーラの製造方法です。
少し古いですが、下記本で説明されております。

2016年12月発売の『レシピ公開「伊右衛門」と絶対秘密「コカ・コーラ」、どっちが賢い?』
 -特許・知財の最新常識
新井 信昭 著
新潮社
2016/12 190P 1,300円(税別) 

どちらが正解か?ということではないのですが、この本で挙げらえているフレーズとして以下があります。

“特許というものは「知財に着せた透明な防護服」です。放射線から作業者を守る放射線防護服や火災から消防士を守る消防服のイメージです。防護服を着ていれば、外敵からは守られるかもしれませんが、透明なので中身は丸見えになってしまっている。”

(『レシピ公開「伊右衛門」と絶対秘密「コカ・コーラ」、どっちが賢い?』P.27より)⇒透明な・・・・というのは、特許出願ですが発明の公開の代償として一定期間の独占権の付与(特許法1条)というルールですので、明細書等に他社が実験等できるように条件を記載する必要がある、ということで挙げられているかと思います。

仕方のないところですが。 コカ・コーラ社のHP(サスティナビリティ―)で、以下のような記事が記載されております。
「日本コカ・コーラの守山工場で見た!全世界共通のおいしさを守り続ける人と仕組みの秘密」

参考:日本コカ・コーラの守山工場で見た!全世界共通のおいしさを守り続ける“人”と“仕組み”の秘密 | サスティナビリティー | 日本コカ・コーラ株式会社 (COCACOLA.CO.JP)

この記事に記載されておりますが、このフレーズに尽きるような気もします。
「品質とは、水や空気のようなもの」 まとまりのない話で失礼致しました。
 
中国経済産業局(儲けの花道)で、特許出願とノウハウ管理についての講師用テキストが公開されておりますので、ご参照いただければ幸いです。
参考:もうけの知財教室 3.オープン・クローズ戦略 – もうけの花道 | 知的財産WEB動画セミナー事業 (METI.GO.JP)

 

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